第13弾
女子のホンネ
「女性のリズムについて」
女性には生理があり、そのときどきでホルモンの状態が変化します。
また、ホルモンの乱れやストレスにより、生理(月経)周期にも影響が。
女性特有のバイオリズムについて、みなさんどんな変化を感じているのでしょうか。
生理周期はどのくらいですか?
生理(月経)周期とは、月経の開始から次の月経開始の前日までの期間の長さをいいます。
生理周期には個人差がありますが、正常な生理周期はその期間が25日以上38日以内に入っていることをいいます。
毎月きちんと28日や30日型で生理がこないと異常というわけではありません。たとえば、前月28日前後で来る生理が、今月は少し遅れて35日型になったというのは、正常範囲で心配することはありません。
しかし、いつも40日~50日、あるいは20日毎に月経があるというのは問題です。
PMS(生理(月経)前症候群)はありますか?
7割以上の方が、PMSを実感しているようです。
PMSとは、排卵〜生理前に現れる不快症状のことで、身体的なものから精神的なものまで様々。
その不快症状を総称してPMS(月経前症候群)と言います。
もっとも気になる症状はなんですか?
気になる症状の堂々1位は「イライラ」でした!
続いて「生理痛」。3位は「胸が張る・痛い」「腰痛」。と続きました。
イライラについて、中には自身でコントロールできないくらいにイライラして、家族や周囲に八つ当たりしてしまう人もいるほど。
この時期は、体にも無理をさせず、心に余裕を持ってゆったりと過ごしたいものです。
パートナーを悪気なく傷つけないよう、あらかじめ「ごめん、生理前だからイライラしてしまうかも」と伝えておくだけでも、理解を得やすくなるかもしれません。
どうしても、コントロールできないくらいにイライラしてしまう場合は、PMDD(月経前気分不快障害)の可能性も。漢方も頼りになる存在です。一度お近くの漢方薬局へご相談ください。
特に気分が落ち込む時期がありますか?
半数の方が、生理前に気分の落ち込みを経験しているようです。
イライラ同様、気分の落ち込みも、この時期によく見られます。
PMSの診断基準は、過去3回の連続した月経周期のそれぞれ月経前5日間に次のような症状が一つでもあれば診断されます。
情緒的な症状……抑うつ、怒りの爆発、いらだち、不安、混乱、社会からのひきこもり。
身体的な症状……乳房の張り、腹部の膨満感、頭痛、関節痛、体重の増加、四肢のむくみ。
PMDDは、著しい情緒不安定、著しいいらだちや怒り、対人関係の摩擦、著しい抑うつ、絶望感、自己否定感、著しい不安、緊張などの精神的な症状が診断の基準とされています。
みなさん今回の結果はいかがでしたでしょうか?
女性にとって、リラックスした気分でゆったり過ごすことはとても大切ですね。
次回のアンケートは、
「自分のための使える時間ありますか?」を調査してみたいと思います。